施工後

北九州市若松区の神社の屋根・外壁をリフォームしました。

若松区のお客様からご依頼頂きました。

「神社の祠の屋根が今にも崩れそうなので見て下さい。」と言う事で、現地調査した所、屋根には瓦屋根が葺いており、棟瓦はズレ落ち、瓦本体もズレ落ち下地の赤土が見えていたり、屋根垂木も腐食していたりと、かなり酷い状態でした。

お客様と相談、打ち合わせで、「屋根は葺き替えて下さい。ついでに壁も張り替えて下さい。」と言う事などで、こちらかの提案で「建物が少し歪んでいる感じがあるので、屋根を軽くした方が良いと思うので、銅板の屋根にしたらどうですか?」と言う提案を承諾頂き依頼を受けました。

まずは、建屋の周りに仮設足場を組立、既設の屋根瓦を撤去し、赤土と杉の皮(ルーフィングの代わり)を撤去し、野地板(バシ板)を撤去し、屋根垂木の腐食した物を新品に交換し、野地板にコンパネ板(下地合板)を貼り、防水材の改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)を張り付けて、下地の完了。

屋根材は自社工場で厚み0.35mmの銅板を横葺き成型機で横一文字本体を成型し、唐草、棟を製作、これらを現場に運び唐草から取付て、横一文字本体を葺き、棟包みを取付けして、鬼を取付けて、屋根工事完了。

外壁は既設の鉄板小波板を撤去して、胴縁下地の傷んだ物を新品に交換し、外壁材はリブ波(ヨドプリント)の土佐焼杉(ブラック色)を取り付け、施工致しました。

お客様に「綺麗にしてくれてありがとう。」とお礼の言葉を頂き「鬼イイね、凄くカッコイイ。」と大変喜んで頂きました。