施工後

北九州市若松区の神社・お寺の屋根をリフォームしました。

お客様から板金工事ご依頼頂きました。

お寺の「屋根から雨漏りがしているので見て下さい。」と言う事で、現地調査した所、既設の屋根には銅板製の一文字葺き(横葺き)屋根が施工されており、劣化によってハゼ折り部分が切れており、その切れ目から雨漏りが発生していました。

お客様と相談、の打ち合わせで、「既設屋根と同じ銅板で全面張り替え。」施工と言う事で、こちらかの提案で、既設屋根は一文字葺きの為、横同士の材料を繋ぐのにハゼ折り加工が施されており、そのハゼ部分が切れて雨漏りしているので、「自社工場の成型機で作る横葺き材なら、継ぎ目無く長尺で作れるので、そちらの方がいいのではないでしょうか?」と言う提案を承諾頂いてもらい、依頼を受けました。

施工時まず、既設の銅板屋根撤去して、防水材にアスファルトルーフィングを張り、自社工場の成型機で製作した厚み0.4mmの銅板の横一文字(横葺き)を張り、屋根の角に自社工場で製作した役物をハンダで取付け、施工致しました。

役物を作るにあたって、鉄工所で金型を作ってもらい銅板をプレスしてみたものの上手くいかず、銅板を一度焼いてから、(柔らかくする為)板金ハンマーでコツコツ叩いて一つずつ丁寧に仕上げました。